今年度の研修では、どれだけ研修で学べたかを評価するために、集合研修の最終日に今後、改正されることが見込まれている通知案で示されているX線施設の遮へい計算を集合研修の初日の実習で使った設定に基づき、実際に行って頂きました。
研修の成果を発揮し、研修生の皆さんには最後まで式を追って頂くことができました。
<研修生からの感想>
昨年の研修の際,研修前は自分の知識でついていけるのかすごく不安だったのですが,仲間に恵まれてなんとか研修を終えることができました。各講義すべてが重要な項目ばかりであっというまの5日間でした。5日間はけっして長くないと今でも感じています。しかし,まだまだ自分自身足りない部分が山積みですのでこれからも勉強しないといけないと思っています。今回の研修では他の自治体の同職種の人と情報交換できたのがなによりの収穫でした。他の自治体のやり方・考え方を聞くことができて参考になりました。私は,他の多くの研修生のようにずっと行政というわけではないと思いますが,また機会があれば是非参加したいと思います。
(高松市保健所 富永孝志)
「医事業務に10年ぶりに戻って1年半で不安も大きい研修でしたが、医療監視業務について、考え方の整理をすることができました。また、全国から集まった研修生と情報交換ができ、研修のなかで個別事例の詳細な考え方を聞いて大変参考になりましたし、楽しかったです。個人的にはアイソトープ協会の講師から障害防止法の話を聞けたことも、大きなことでした。ありがとうございました。」
(八尾保健所 寺田恭子)
<研修へのご応募をお待ちしています>
平成25年度は遠隔研修で実施する予定です。
医療機関への立ち入り検査の業務などで放射線安全を確認される方や医療機関で放射線安全も担当されている方や放射線安全にご興味をお持ちの方のご応募をお待ちしております。
また、平成25年度は放射線に関しては、地域での原発事故対応を扱った集合研修を企画しています。
関係する方々のご応募をお待ちしております。
<これまでの研修での事例研究の成果をまとめたサイト>
http://trustrad.sixcore.jp/qa/
<関連記事>
http://niph-doso.gr.jp/blog/2010/11/22.html
http://niph-doso.gr.jp/blog/2007/08/post-9.html
http://niph-doso.gr.jp/blog/2007/12/post-16.html
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(研修主任:山口一郎)
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