2007年11月アーカイブ

本年平成19年に発足した科学院同窓会は10月24日開催された総会に於いて、
科学院との共催で保健医療科学研究会を実施(詳細は、ホームページに掲載)
することになりました。
つきましては、会員の皆様方から発表演題を募集いたしますので、奮ってご
応募お願いいたします。初めての研究会でもあり、科学院研修終了後、現場
に戻られてからの体験等幅広い発表をお待ちしております。また、研究会終
了後、意見交換会も企画しておりますので、是非参加されますようお願い申
し上げます。
また、メールマガジンへの掲載文を募集しておりますので、投稿につきまし
ても併せてお願い申し上げます。
 同窓会会長 角野 文彦

保健医療科学研究会-概要
保健医療科学研究会-募集要項

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この研修は、10月 9日(火)-10月19日(金)の2週間で行われ、前半1週間はe-learning、後半1週間は集合授業で行われたところがこの研修の特徴です。研修生は11名で、うち4人は前半からずっと和光の科学院に在院し、7人は前半1週間を地元で、後半1週間を来院して、前述の4人と一緒に受講しました。前半1週間(休日が入っているので4日間)の4日間を1日ごとにテーマ設定し、4人の教員が1日ごとを担当しました。4日間毎日朝10時に課題をインターネット上のこの遠隔研修サイトに出し、教材も閲覧可能、質問とその回答をこのサイトの中の「クラスルーム(掲示板)」で交わしました。教材はパワーポイント・ワード・ビデオなど教員によって異なります。来院して受講する4人も科学院内のPC室に入って、PCを前に学習します。この間、来院した研修生1人にチューターが1人付きました。かなりしんどい研修だったと思います。来院してe-learningを受けていた研修生は時間の使い方は自由で、随時図書館で調べものをしたり、チューターに疑問点を聞いたりしていましたが、1日中夜も課題に取り組み、一方、地元受講の研修生は昼間は通常業務をこなしながら、空時間や夜、また休日にe-learningに取り組んでいたことが、このサイトの「ログ」や「在席状況」でうかがえます。課題レポートも全員提出できました(進行状況やクラスルームでの発言から提出期限を延ばしたり、集合授業に入ってから補講をおこなったものもありますが)。「クラスルーム(掲示板)」では互いに励ましあったり、教えあったりしていました。次の1週間は集合授業なので、教室で全員初めて顔を合わせましたが、初めて会うという感じでは無かったようでした。2週間の研修を無事に終え、「自分で解決する」ことの道筋を学んだことと思います。
研修主任:土井 徹(研究情報センター長)

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9月18日~10月26日に実施された当コースは、水道水の安定供給とその安全性及び快適性向上を図る上で必要な、水道工学などに関する最新の専門知識と技術を養うことを目的として、地方公共団体で水道行政や水道事業に携わる専門技術者など、32名を対象に実施されました。
 短期課程コースとしては1ヶ月半と最長の本コースは、講義のほか、特別研究、実地見学、セミナーなど、盛り沢山です。実地見学では、東京都水道局砧浄水場の新鋭膜ろ過施設や、千葉県水道局木下取水場の高度浄水処理実験施設などを見せていただきました。また、セミナーでは、水道における危機管理をテーマとして取り上げ、関係者の意識を高める必要があることが話題になりました。
 本コースの目玉は、何と言っても後半約2週間の特別研究(自主研究)です。今回は、14グループに分かれて実験・分析や文献調査などを行い、水道工学部の職員が総出で分担して、計画立案からレポートの取りまとめまでその指導にあたりました。時間の制約があるため、結果的にハードスケジュールになりがちですが、それぞれ関心の高いテーマに力を合わせて取り組むことにより、お互いに親近感が増し、講義などとはまた違って理解がより一層深まること請け合いです。今回は特別研究の成果も総じて期待以上で、また、受講生の皆様から本コースに対して高い評価をいただきました。
 今年は夏が長く、開講時はまだ暑い盛りでしたが、終わってみれば日はつるべ落としで、肌寒さを感じるほどになりました。派遣元に帰られた受講生の皆様のご健康とご活躍を、水道工学部職員一同心からお祈りしております。
(水道工学部 国包)

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