9月18日~10月26日に実施された当コースは、水道水の安定供給とその安全性及び快適性向上を図る上で必要な、水道工学などに関する最新の専門知識と技術を養うことを目的として、地方公共団体で水道行政や水道事業に携わる専門技術者など、32名を対象に実施されました。
短期課程コースとしては1ヶ月半と最長の本コースは、講義のほか、特別研究、実地見学、セミナーなど、盛り沢山です。実地見学では、東京都水道局砧浄水場の新鋭膜ろ過施設や、千葉県水道局木下取水場の高度浄水処理実験施設などを見せていただきました。また、セミナーでは、水道における危機管理をテーマとして取り上げ、関係者の意識を高める必要があることが話題になりました。
本コースの目玉は、何と言っても後半約2週間の特別研究(自主研究)です。今回は、14グループに分かれて実験・分析や文献調査などを行い、水道工学部の職員が総出で分担して、計画立案からレポートの取りまとめまでその指導にあたりました。時間の制約があるため、結果的にハードスケジュールになりがちですが、それぞれ関心の高いテーマに力を合わせて取り組むことにより、お互いに親近感が増し、講義などとはまた違って理解がより一層深まること請け合いです。今回は特別研究の成果も総じて期待以上で、また、受講生の皆様から本コースに対して高い評価をいただきました。
今年は夏が長く、開講時はまだ暑い盛りでしたが、終わってみれば日はつるべ落としで、肌寒さを感じるほどになりました。派遣元に帰られた受講生の皆様のご健康とご活躍を、水道工学部職員一同心からお祈りしております。
(水道工学部 国包)
短期課程コースとしては1ヶ月半と最長の本コースは、講義のほか、特別研究、実地見学、セミナーなど、盛り沢山です。実地見学では、東京都水道局砧浄水場の新鋭膜ろ過施設や、千葉県水道局木下取水場の高度浄水処理実験施設などを見せていただきました。また、セミナーでは、水道における危機管理をテーマとして取り上げ、関係者の意識を高める必要があることが話題になりました。
本コースの目玉は、何と言っても後半約2週間の特別研究(自主研究)です。今回は、14グループに分かれて実験・分析や文献調査などを行い、水道工学部の職員が総出で分担して、計画立案からレポートの取りまとめまでその指導にあたりました。時間の制約があるため、結果的にハードスケジュールになりがちですが、それぞれ関心の高いテーマに力を合わせて取り組むことにより、お互いに親近感が増し、講義などとはまた違って理解がより一層深まること請け合いです。今回は特別研究の成果も総じて期待以上で、また、受講生の皆様から本コースに対して高い評価をいただきました。
今年は夏が長く、開講時はまだ暑い盛りでしたが、終わってみれば日はつるべ落としで、肌寒さを感じるほどになりました。派遣元に帰られた受講生の皆様のご健康とご活躍を、水道工学部職員一同心からお祈りしております。
(水道工学部 国包)