本コースは、平成18年度より開講した新しいコースです。本コースは、衛研や保健所の職員を主な対象にして、職場で温めている研究シーズを研究計画書として纏め、研究計画を実行し、研究論文の完成までの過程を支援する事を狙っています。受講者は、8月と3月に1週ずつのスクーリングを行い、後の期間(次年度に繰り越しての指導もある)は、2名のチューターとメールでやり取りしながら作業を進めます。研究計画の段階では、研究グラントの審査官や疫学倫理審査の審査官の立場からコメントを出し、論文を纏める段階では、論文査読者の立場からコメントを出しています。スクーリングでは、大学の研究室で先輩の研究指導を受けながら研究を展開し、まとめていく過程をなぞらえています。
疫学分野の対象者は、他の短期研修「疫学統計研修」「保健情報処理技術研修」「保健医療情報の評価・利用研修」などを終了した方など、一定の疫学統計的素養を備えている事が望ましいです。衛生科学分野の対象者は、基本的な分析機器の扱いは出来るが、最新の技術的サポートを必要としている、あるいは、実験の精度を高めたい方を対象としています。チューターには、科学院だけでなく、専門性に応じて感染研や国衛研の研究者にもなっていただいています。講義や討論は、全て疫学と衛生科学の応募者全員が参加する形式で行われており、コースを受講することにより、実験系と疫学系の幅広い知識がつくと自負しています。(写真は、平成19年度の卒業時の写真、受講生とチューターの先生方)
生活環境部 鈴木 元
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このページは、adminが2008年3月24日 08:36に書いたブログ記事です。
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