●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●    国立保健医療科学院同窓会 メールマガジン(第7号 2008/1/16) ●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━● ★☆ メールマガジン第7号 ☆★ “年初のご挨拶” 年初にあたり一言ご挨拶申し上げます。 昨年3月に同窓会が発足して以降、みなさまには同窓会運営にご理解とご協力を 賜り厚くお礼申し上げます。本年もよろしくお願いいたします。 さて、一昨年に医療法等が改正され、昨年から地域医療計画の改訂版の作成を はじめとして医療制度改革が本格的にスタートしました。今年の4月からは新た な健診制度として保険者による特定健診、特定保健指導がスタートします。また、 昨年は「偽」に象徴されるように『食の安全』が全国各地で脅かされました。 さらに温暖化が生活環境に大きな変化をもたらしています。 このように国立保健医療科学院同窓生に関係する健康課題が山積しています。 これらの課題解決に向けて、科学院での研修成果だけでなく研修を通じて構築さ れた人的ネットワークを今こそ活用すべきではないかと思います。 今年は同窓会としても設立の趣旨を十分に生かして、同窓生の皆さんに存在感の ある活動をしていきたいと思いますので、更なるご協力をお願いいたします。            国立保健医療科学院同窓会会長 角野 文彦 ●同窓会ホームページ更新!(http://www.niph-doso.gr.jp)  事務局便り、メールマガジン更新  【掲示板に書き込み募集中】 ---------------------------------------------------------------------- □ 目次 [科学院だより] ●保健医療科学研究会のおしらせ ●平成19年度医療ソーシャルワーカー研修(初任研修) ====================================================================== ○保健医療科学研究会のおしらせ 2月1日は和光に行こう! ・本会の主要事業の一つとして計画され、準備を進めてきた 「保健医療科学研究会」(http://www.doblog.com/weblog/myblog/77493/23#23) が目前に迫ってきました。  科学院との共同開催の形となりましたので、発表者には科学院の職員も含ま れていますが、本会の会員(入会予定者)から、安田耕平さん(新潟県国保連 合会)、阿部絹子さん(群馬県中部県民局)、山下よし喜さん(千葉市保健所)、 長谷川幸子さん(日本医科大学付属病院)、続木雅子さん(愛知県衛生研究所)、 堀江正一さん(埼玉県衛生研究所)、中村宗達さん(静岡県東部健康福祉セン ター)及び浜砂祥子さん(船橋市役所)といった皆さんが予定されています (なお、科学院の職員の多くは会員です)。多忙な業務をやり繰りして発表を して下さる皆さんに心から御礼と感謝を申し上げます。 ・さて、あとは発表者を迎え、励ます聴衆の確保、私たちの声援が重要となり ます。私たちの仲間が、それぞれの地域や職場で、いまどのような課題に直面 し、どう立ち向かっているのかを知ること、そして、率直な意見の交換をする ことは極めて有意義であると思います。当日は金曜日であり、それぞれ仕事も あると思いますが、特に近県の方々を中心に、万障を繰り合わせて一人でも多 くの会員が参会されますよう呼び掛けます。  今まさに産声を上げようとするこの研究発表会を、これから少しずつながら も、しかし着実に育てて行くために、記念すべき第1回の研究会を成功させま しょう。  2月1日、和光でお会いしましょう! ------------------------------------------------------------------------- ○平成19年度医療ソーシャルワーカー研修(初任研修) 本研修は平成19年11月26日(月)から平成19年12月7日(金)の10 日間で行われました。医療ソーシャルワーカー初任研修の対象者は、医療ソー シャルワーカーとしての従事期間が平成19年3月末現在において1年以上3 年以下かつ45歳未満で、現に医療ソーシャルワーカーとして従事する者です。 大変人気が高い研修で毎回全国から多数の応募があります。今回の参加者数は 115名であり、20歳代の参加者が77%を占めていました。 本研修の目的は参加者が医療ソーシャルワークの基本業務を理解し実践できる 能力を身につけることです。参加者は以下に示す8つの具体的な目標を達成す るために10日間の研修に取り組みました。 1.医療ソーシャルワーカーの役割を理解することができる。 2.医療ソーシャルワークの業務を理解することができる。 3.顧客満足の概念を理解することができる。 4.人権擁護の概念を理解することができる。 5.ソーシャルワークの理論と技術を理解することができる。 6.ソーシャルワークの面接技法を理解し、実践することができる。 7.ソーシャルワーク・アセスメントを理解し、実践することができる。 8.ソーシャルワークの専門的業務を記録することができる。  また本研修では実践にすぐに役立つようにとグループワークを重視していま す。実務において医療ソーシャルワーカーとして活躍されている参加者のみな さんは、限られた時間の中でも充実したグループワークを行っていました。参 加者のみなさんは研修時間外にも自主的な意見交換の場をいくつも設けて、積 極的に人的ネットワークを作っている姿が大変印象に残りました。  冬場の大変寒い時期の研修でしたが、参加者のみなさんの熱意と講師の先生 方の熱意で充実した研修を行うことができました。研修の事後アンケートでは、 参加者のみなさんから大変高い評価を得ることができました。参加者のみなさ んが現場に戻られて、今回の研修成果を十分に発揮されることをスタッフ一同 祈念しております。 研修主任:熊川寿郎(経営科学部長) -------------------------------------------------------------------- 発行 :国立保健医療科学院同窓会