◆◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆◆   国立保健医療科学院同窓会 メールマガジン(第45号 2010/11/4) ◆◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆◆ ★★ メールマガジン第45号 ☆★ _________________________________ □ 目次 [科学院だより] ○第四回保健医療科学研究会開催のお知らせ ○研修案内 「安全文化を醸成するカリキュラムデザイン研修」 ○生活環境部 活動紹介 _________________________________ ●第四回保健医療科学研究会開催のお知らせ 12月17日(金)に開催されます「第四回保健医療科学研究会 (科学院と国立保健医療科学院同窓会の共催)」について、 「実施計画」のとおり開催することになりました。 「保健医療科学研究会」は会員が直接顔を合わせることができる数少ない イベントですので、是非とも参加をお願い申し上げます。 (研究会の参加費は無料となっております。) つきましては、一般演題の発表者を「募集要項」のとおり募集して おりますので、どしどし応募して下さい。 研究会終了後、意見交換会(当院食堂)を予定していますので、 合わせて参加願いたいと思います。 また、第三回の「保健医療科学研究会」で発表された抄録を、 ホームページで紹介していますので御一読下さい。 平成22年11月2日 保健医療科学研究会事務局 <<実施計画>> 1)日時:12月17日(金)10:00〜 2)場所:国立保健医療科学院 2階交流大会議室 3)主催:同窓会と科学院の共催 4)プログラム(案):10:00〜10:10  院長挨拶           10:10〜10:20  同窓会会長挨拶 10:20〜12:20  シンポジウム            12:30〜13:00  同窓会総会      13:30〜17:50  一般演題発表        18:00〜       意見交換会 5)テーマ:シンポジウム「今後の保健所の役割」       一般演題 @健康危機管理           A生活習慣病対策           B医療情報・マネジメント           C暮らしと環境      *一般演題は、発表8分、質疑応答4分、すべて口演      *座長 シンポジウム2名、一般演題4名 6)参加費:無料 (ただし意見交換会 2,000円)  7)その他:院外の同窓会会員の発表者については、同窓会より旅費支給の予定 <<一般演題募集要項>> 1)発表形式 ・発表形式は、口演です。   *発表者(当日の口演者)は原則として同窓会会員、科学員職員に限ります。   *未入会の方は、研究会当日に入会も可能です。(会費1,000円) ・演題の採否、発表時間に関しては、本研究会実行委員会にご一任願います。 ・映像機材は、液晶プロジェクターを使用します。プレゼンテーションのソフトは、    PowerPoint2003 (Windows版のみ対応)を予定しています。pdfファイルにも対応します。 ・プレゼンテーション資料は、大きな文字で図表は見やすいものをお願いします。 2)演題登録 ・発表者は、演題登録をしていただきます。 ・今回は、下記の4テーマに関するご演題を広く募集致しますが、  ご発表されるセッションに関しましては、本研究会実行委員会にご一任願います。 「A.健康危機管理」 「B.生活習慣病対策」 「C.医療情報・マネジメント」 「D.暮らしと環境」 【登録時にご連絡いただく事項】   @希望テーマ (A・B・C・D・その他)   A発表演題名   B発表者名   C所属   D連絡先(住所、氏名、電話番号、ファクス番号、メールアドレス)   E国立保健医療科学院同窓会会員(入会済・未入会) 【演題登録締め切り】   2010年11月26日(金)必着です。   下記事務局まで、電子メールでご送付願います。 3)抄録作成 抄録を作成していただきます。 2010年12月3日(金)必着です。 下記事務局(演題登録と同じです)まで、電子メールでご送付願います。 (作成方法)  ・抄録は【目的】【方法】【結果】【考察】のように記載してください。  ・抄録の総文字数は1,200文字(演題名、所属、演者名、抄録本文含む)までです。  ・抄録本文の図表の挿入は出来ません。  ・抄録本文はご自身のコンピュータに保管しておいてください。  ・作成の詳細に関しましては、演題登録をいただいた方に、別途ご連絡致します。  ・抄録は、抄録集にまとめて、当日、配布予定と致します。  ・抄録(演題名、発表者名、所属を含む)は同窓会ホームページ、   雑誌「保健医療科学」に掲載される予定です。 4)演題登録、抄録提出先   国立保健医療科学院  総務部総務課 郡 正彦   (直通)048-458-6217   (Fax)048-469-1573 _________________________________ ●研修案内 「安全文化を醸成するカリキュラムデザイン研修」 http://www.niph.go.jp/entrance/h22/course/short/short_iryo03.html 今般の医療制度改革において「安全・安心で質の高い医療」の提供体制の 構築が第一に挙げられ、相次ぐ医療事故の報告もあり、医療安全の推進は 継続して緊喫の課題となっています(良質な医療を提供する体制の確立を 図るための医療法等の一部を改正する法律(平成18年法律第84号)、 改正後の医療法第6条の10及び新省令第1条の11)。厚生労働省医療 安全対策検討会のヒューマンエラー部会においては、「安全な医療を提供 するための10の要点」が平成13年に既に提案されており、その第一に 挙げられているのが「安全文化」の醸成です。これを実現するため様々な 取組みが求められていますが、その一部は科学院等で実施される研修を 修了した医療安全管理者の配置、年に2回の全職員対象とした医療安全 研修の実施義務です(診療報酬・医療安全対策加算)。 しかしながら多くの医療機関の研修は、効果が低いと言われる座学中心の 講義いっぺんとうとなっているのではないでしょうか。成人教育において より効果的な学びとなる受講者が積極的に参加できる研修とは何か、 WHOをはじめとした国際機関との連携のある科学院において、最新の 国際的な動向をも反映し、当該研修の参加者の皆さまとともに、各機関に おいて組織の安全文化を醸成し得るより効果的な研修カリキュラムの デザインを検討したいと思います。 政策科学部 種田 憲一郎 ___________________________________ ●生活環境部 活動紹介 <<海外出張報告>> 「IAEA・アジア原子力地域協力協定に基づく医療利用での職業被曝に関する アジア地域のALARAネットワーク会合」 医療従事者の放射線防護に関するIAEA/RCAの会合に参加してきました。 個人線量測定協議会のデータによると、実効線量で線量限度である50mSv/年を 超えたわが国の放射線診療従事者は、2006年: 10人, 2007年:12人, 2008年:14人 であり、20mSv/年を超えた放射線診療従事者は2008年:110人と他の分野や他国の 放射線診療従事者と比べても際立っています。 詳しくは下記のページをご覧下さい。 http://trustrad.sixcore.jp/3rd_aran.html <<研修報告>> 「平成21年度 医療放射線監視研修」 http://trustrad.sixcore.jp/course_review2009.html <<情報発信>> 医療での放射線安全のリスクコミュニケーションに関連した情報を 生活環境部で作成したウエッブサイトで提供しています。 X線CT検査って,本当は危ないの?と気になる方はアクセスしてください。 行政や医療分野向けに最新の規制整備状況に関連した話題も解説しています。 http://trustrad.sixcore.jp/ 生活環境部 山口一郎 ___________________________________ 発行 :国立保健医療科学院同窓会