◆◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆◆   国立保健医療科学院同窓会 メールマガジン(第26号 2008/12/22) ◆◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆◆ ★★ メールマガジン第26号 ☆★ 同窓会ホームページ更新!(http://www.niph-doso.gr.jp)  トピックス更新!  メールマガジンを少しだけリニューアルいたしました!  過去のメールマガジンはホームページ上のトピックスと同じ内容を  掲載していましたが、メールマガジンの充実・活性化のため、  新メールマガジンでは研修前の研修案内(HPでは研修後の研修状況)  と科学院研究者(人事異動に伴う新任及び退任者)の自己紹介などを  掲載します。  ホームページ上のトピックスとあわせてご覧ください! 【掲示板に書き込み募集中】 __________________________________ □ 目次 [科学院だより] ○専門課程のご案内 ○科学院往来  ・研究情報センター長 緒方裕光(5月1日着任) __________________________________ ●専門課程  生涯保健部 加藤則子 当院の専門課程は、時代の要請に応じて常にその姿を変えています。 現行のプログラムは5年前のものと大きく異なりますし、昨年のものと 比べても、よりニードに答えた修正点が見られます。その変遷はさておき、 現在の姿についてご紹介しましょう。 専門課程は、専門課程T、専門課程U、専門課程V に分かれます。 専門課程T、Uは修業年限が1年もしくはそれ以上であるのに対し、 専門課程Vは3か月もしくは6か月です。細かい内容は募集要項やweb ページに譲るとしまして、大体のイメージをお伝えしましょう。 専門課程Tは一年間で、医師が対象のものです。その内初めの3か月は 分割前期(基礎)といい、保健所長資格要件に当たります。 分割前期修了者は分割後期(応用)に入学することにより、 選択科目や短期研修を履修して単位をかさね、専門課程Tの本科と 同等の履修を修了することができます。 専門課程Uは、分野が6つあります。保健師、管理栄養士、福祉系職員を 対象とする分野、環境系の分野、生物統計の分野、病院のマネジメントに 関する分野のほか、国際保健の分野では、海外からのJICAの研修生と、 国際保健に関心を持つ日本人の研修生に英語で講義をしております。 ほどんどの分野は1年間の履修期間ですが、国立感染症研究所と共同で 実地疫学の研修を設けており、これは2年間の履修期間です。 専門課程Vは、保健師、管理栄養士、福祉系職員向けの3か月の研修、 初期臨床研修の研修医向けの3か月の研修、病院職員に対する6か月の 研修がそれに当たります。 忙しい現場のニードにさらに応えられるよう、専門課程を、教室に集合して の研修期間を短くし、インターネットを通じた研修などと組み合わせて 履修してゆけるような形に持って行けるよう、努力が重ねられています。 __________________________________ ●科学院往来 「研究情報センターの役割」  現代は、インターネットのおかげで、誰でも世界中の様々な情報を簡単に 手に入れることができ、同時に誰でも自由に発信したい情報を自ら発信できる 時代です。それだけに、電子媒体を通じた情報の扱い方や読み方を知って おくことは重要な知識・技術の1つになっています。一方で、このような形の 知識・技術がレベルアップすればするほど情報交換の際に相手の顔を見なく ても済むことが多くなってきます。 研究情報センターでは、保健医療情報に関する調査研究・教育研修を実施する とともに、図書館を中心として図書、院内LAN、データベースなど、分野を 横断して幅広く情報を取り扱っています。そのため、日常的に数多くの 職員の方々、各コースの研修生の皆さんと接する機会があります。人間と人間 が互いに顔見知りになってできる、いわゆる「人的ネットワーク」は、電子的 な情報ネットワークとは違う種類の共通理解を生み出します。同窓会員の皆さん が和光にいらしたときには、気軽に研究情報センターを訪れて研究テーマや情報 処理のことなどご相談ください。人的ネットワークの「温かみ」を失うことなく 保健医療に関する情報ネットワークをサポートしていければ、と思っています。                 研究情報センター長 緒方裕光 ____________________________________ 発行 :国立保健医療科学院同窓会