●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●    国立保健医療科学院同窓会 メールマガジン(第16号 2008/7/15) ●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━● ★☆ メールマガジン第16号 ☆★ 同窓会ホームページ更新!(http://www.niph-doso.gr.jp)  トピックス、事務局便り更新! 【掲示板に書き込み募集中】 ---------------------------------------------------------------------- □ 目次 [科学院だより]  ○短期研修「療養病床の再編支援研修」  ○科学院ビアパーティ ---------------------------------------------------------------------- ●短期研修「療養病床の再編支援研修」のご報告 平成18年の医療制度改革において示された療養病床の再編成政策を受けて、 国立保健医療科学院では平成19年度より、@病院事業者の方々を対象とした 「療養病床転換の未来を考える研修」と、A地方自治体において療養病床の 転換支援業務を担う方々を対象とした「療養病床の再編支援研修」の2種類 の短期研修を行っています。ここでは平成20年6月30日?7月1日の2日間 で開催した、平成20年度「療養病床の再編支援研修」について報告します。 療養病床の再編においては、療養病床から介護保険施設・高齢者施設等に転 換することも考えられます。そこで本研修では、転換先として想定される諸 施設の解説、改修工事などの建築事業における課題や建築関連法規の解説、 転換にともなう資金調達の概要などについて重点的に解説する研修としまし た。また「現場からの報告」と題して、療養病床を有する病院の管理者の先 生から講演を賜り、さらに研修参加者のうち2名の方から自県での取り組み 状況について報告していただきました。プログラムの最後には、厚生労働省 老健局老人保健課より療養病床再編政策の状況を解説いただき、また活発な 質疑応答が行われました。 受講者の多くは、この4月より療養病床の転換支援業務を担当されている方 々であり、研修終了後のアンケートでは「増えつつある医療機関からの相談 業務に役立つ内容であった」等の声をいただきました。とくに建築事業関連 の講義については、高齢者福祉行政・介護保険行政を担当されている方々に は普段あまり馴染みがないこともあり、高い評価をいただきました。 療養病床の再編成政策では、介護療養病床を平成23年度末までに廃止するこ ととされています。本研修が各都道府県の方々、ひいては療養病床をお持ち の医療機関の皆様のお役に立てればと思います。 なお本年12月には、病院事業者向けの研修を当院にて開催する予定です。 施設科学部 小林健一 ---------------------------------------------------------------------- ●科学院ビアパーティ 7月10日本院食堂にてビアパーティーが開催されましたので、報告します。 この催しは、教務会議、健康管理委員会、ならびに職員有志の共催により、 職員同士や研修生との交流を深めるために企画されました。 同窓生の中には、「ビアパーティー」と聞いて、懐かしく思われる方もおられ るでしょう。 かつて、公衆衛生院の時代には、毎年、この七夕の時期に白金台の庁舎前の池 を囲んで行われていました。筆者の記憶では、平成16年夏に現在別館棟にいる 研究部の移転直前に、最後のビアパーティーを行い、当時既に和光庁舎に移っ ていた方々も数多く参加したのが最後だと思います。その後、和光庁舎では開 催されていなかったのですが、今回、関係者の協力と結束により和光庁舎にお いては初めての開催となりました。 当日は、提灯が飾られ、また一部の参加者は勤務時間後に浴衣に着替えたため、 会場の食堂はいつもと異なり、夏祭りの様な雰囲気となりました。 パーティーは林次長の挨拶と乾杯でスタートし、しばし、おいしいビールとお つまみに舌鼓を打ったのち、イベントタイムとなりました。 イベントタイムでは、 生涯保健部の加藤部長によるフラメンコ舞踏 専門課程地域保健分野の学生さんによるフラダンス 専門課程国際保健分野のFA’ASINOさんによるダンス が順次披露されました。 いずれも大好評で、アンコールの声があちらこちらでわき上がるほどでした。 引き続き、この日のためだけに結成された「山崎省二&The Others」によるハ ワイアン演奏が行われました。このスペシャルユニットは元職員の山崎先生 (ウクレレ)と研究情報センターの宮間さん(ベース)、栗田さん(キーボー ド)により結成されました。実は3人がそろって練習をしたのは、当日のわず か数十分だけでしたが、息の合ったすばらしい演奏でした。ステージスペース の周りに参加者が集まり、自然にダンスの輪が広がったことが、演奏のすばら しさのすべてを物語っているでしょう。 さらに、当日が科学院での最後の勤務日であった、鈴木研究主幹が飛び入りで ギターと歌を披露して、会場は最後まで音楽と歌が続きました。最後に、教務 会議議長である曽根部長の挨拶および三本締めで閉会となりました。 なお、今回は全厚生科学院支部による、作りたてポップコーン、ヨーヨー釣り、 スイカの無料提供が行われ、同時に、宮城岩手内陸地震義援金を受け付けまし た。参加者のご厚意による義援金は総額18,043円となり、日本赤十字社に送ら れました。 今回は事前調査では約150名の参加希望があり、どんな雰囲気になるのか準備 を進めていた職員も不安を抱いていましたが、上記のように参加者が多いなが らも非常に和気あいあいとしたものになりました。参加者の方々におかれまし ても、日常業務や研修では見られない一面が垣間見られ、お互いの交流が深ま ったのではないでしょうか? 来年以降も継続的に開催できればと思います。 その節には、同窓会の皆様も是非お越しください。 最後に、今回、食堂スタッフの皆様には多くのご協力をいただきましたこと を、感謝いたします。 生活環境部 牛山明 -------------------------------------------------------------------- 発行 :国立保健医療科学院同窓会