●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●    国立保健医療科学院同窓会 メールマガジン(第12号 2008/3/25) ●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━● ★☆ メールマガジン第12号 ☆★ 同窓会ホームページ更新!(http://www.niph-doso.gr.jp)  トピックス、メールマガジン更新! 【掲示板に書き込み募集中】   ---------------------------------------------------------------------- □ 目次 [科学院だより]  ●平成19年度研究課程・専門課程修了式 ●短期研修「研究機能強化のための疫学・衛生科学コース」 ====================================================================== ○平成19年度研究課程・専門課程修了式 研究課程、及び専門課程各分野の教育訓練を終えた修了者25名(研究課程2 名,専門課程23名)に対し修了証書の授与が3月14日(金)に交流対応大 会議室で執り行われました。 修了生一人一人に院長から修了証書が授与された後、院長からお祝いのことば がありました。 長い研修を終え、少しホッとした様子の修了生ですが、もう心は既に本院で 学んだ技術を生かし地域における保健医療福祉行政のリーダーとなって活躍す ることを夢見ている人もチラチラ見受けられ、今後の修了生の活躍が期待され ます。 専門課程の各分野の修了者数は以下のとおりです。 専門課程 23名 (分野別内訳) 保健福祉行政管理分野本科 2名 保健福祉行政管理分野分割後期 2名 地域保健福祉分野 3名 生物統計分野 8名 国際保健分野 5名 健康危機管理分野 3名 ====================================================================== ○短期研修「研究機能強化のための疫学・衛生科学コース」 本コースは、平成18年度より開講した新しいコースです。本コースは、衛研や 保健所の職員を主な対象にして、職場で温めている研究シーズを研究計画書と して纏め、研究計画を実行し、研究論文の完成までの過程を支援する事を狙っ ています。受講者は、8月と3月に1週ずつのスクーリングを行い、後の期間 (次年度に繰り越しての指導もある)は、2名のチューターとメールでやり取 りしながら作業を進めます。研究計画の段階では、研究グラントの審査官や疫 学倫理審査の審査官の立場からコメントを出し、論文を纏める段階では、論文 査読者の立場からコメントを出しています。スクーリングでは、大学の研究室 で先輩の研究指導を受けながら研究を展開し、まとめていく過程をなぞらえて います。 疫学分野の対象者は、他の短期研修「疫学統計研修」「保健情報処理技術研 修」「保健医療情報の評価・利用研修」などを終了した方など、一定の疫学統 計的素養を備えている事が望ましいです。衛生科学分野の対象者は、基本的な 分析機器の扱いは出来るが、最新の技術的サポートを必要としている、あるい は、実験の精度を高めたい方を対象としています。チューターには、科学院だ けでなく、専門性に応じて感染研や国衛研の研究者にもなっていただいていま す。講義や討論は、全て疫学と衛生科学の応募者全員が参加する形式で行われ ており、コースを受講することにより、実験系と疫学系の幅広い知識がつくと 自負しています。 生活環境部 鈴木 元 -------------------------------------------------------------------- 発行 :国立保健医療科学院同窓会